エッセイ

やまがたちゃんが行く 1

 え~!2カ所に住民税を払うの?

6月の第2月曜日のことだった。ポストから取ってきた郵便物の中に、市役所からの緑色の封筒があった。「市民税・都民税税額決定・納税通知書在中」と書いてある。開けてみてびっくり。「えっ、1期分27,000円を今月中に支払うの?」

すでに、主人の毎月の給料から16,000円が住民税として引かれている。市役所の間違いと思い、早速市役所に電話をした。「給料から、毎月住民税は支払っているのに、どうなっているのですか。」と私は言った。

「年金は雑所得に該当します。年金額が1,100,000円を超えると超えた分に税金がかかるのです。所得税の納付回数は年4回ですが、3期目からは年金から直接徴収されることになっています。」との回答だった。

65歳を過ぎた主人の介護保険料は、それまで払っていた金額よりずっと高くなった。65歳から前期高齢者になったせいだ。約3倍というところ。年金は、介護保険料を引かれた額が口座に振り込まれている。10月からは、住民税も年金から引かれてしまう。

給料からは、厚生年金保険料も引かれている。現在年金を支給されているのに、サラリーマンは70歳までは厚生年金保険料を払う義務があるのだ。大半のサラリーマンは、60歳を過ぎると給与は半減する場合が多い。65歳で第2の定年。その後、まだ働きたいと思っても雇用先を探すのは非常に困難だ。

苦労して見つけた仕事先の給料は、更に少ない額になっている。それなのに、住民税は二重の支払い義務が生じるのだ。高齢者の勤労意欲をなくさせるこの制度に、私はとても怒っている。

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